金ETF、金の投資について

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金ETFの登場

金ETFが2007年の8月に大証に上場しました。

これまで、金投資というと一部のマニアや事情通が投資するもので、一般の投資家には縁遠いものでした。

しかし、ここ8年の間に金価格のチャートを見ると、2.5倍近い高騰を見せています。この金価格の高騰を加速させているのが金ETFの登場ではないか、と考えられています。

金投資への魅力は、金が金融資産と実物資産両方の性格を併せ持っているところです。金融資産、実物資産のいいとこ取りが出来るんですね。株や債券は発行体である会社・国・自治体などが破綻すると、価値がゼロになるリスクがありますが、金投資は比較的、そのようなリスクは低いといえます。金には準通貨の価値があるのです。

金は株投資などとの連動性が低く、インフレに対しても強いという性格を持っています。金に投資するチャンスは、経済の混乱期なのです。

金価格の高騰

ここ数年の金価格値上がりの要素として考えられるのは、世界的な金融情勢の変化があります。

2000年のITバブル終焉によるアメリカ株式市場の暴落、同時多発テロの発生などで、世界経済の中心であるアメリカの株価が暴落。イラク戦争の勃発・泥沼化など、世界的に非常に不安定な状態になっています。

そして、昨今の原油価格の高騰。石油は燃料だけではなく、生活用品のいたるところで使われています。原油価格の高騰は、どうしても物価の上昇につながっていきます。つまり、インフレの時代になってきたのです。

こうした有事の投資先として注目されるのが金。混乱の時代ほど金投資の人気は高まります。

それにプラスして、金ETFが登場したことも金価格の上昇に拍車をかけています。

金投資のデメリット

金投資のデメリットは、現物で金を買った場合には保管が大変な上、盗難のリスクも出てくること。また、投資先として考えた場合、売り買いに手間がかかることが考えられます。

特にリスク回避のために金を買う場合、売りたいときにすぐに現金化できないという問題は、金投資の大きなネックです。

しかし、金ETFはこの金投資特有のデメリットを解決してくれます。

金ETFは金の価格にほぼ100%連動する上に、市場で簡単に売買できるというメリットがあります。

2004年に金ETFがニューヨーク証券取引所に上場すると、各国の年金基金がインフレ対策に金ETFに投資を開始しました。

その結果、金価格が急速に高騰し始めています。

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